龍光院のお葬式
龍光院の葬儀 |
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はじめに |
◎亡くなられた人との別離の儀式はとても大切なものです。 龍光院では葬儀に際して、一つ一つの儀式を丁寧に勤めさせていただきます。 ご家族ご親族の皆様、親しい皆様が別れを乗り越えて、 しっかりとこの先の人生を歩んでいけるように、 仏のみ教えに従って思いを込めて行じさせていただきます。
◎曹洞宗の葬儀は、授戒(戒を授けて仏の弟子とすること)を行い、 仏教徒として仏の世界へ導くというものです。 この際に授ける戒名は、戒を授かった証、仏教徒の証としてのお名前です。
◎授戒は、現状では葬儀の際に行うことがほとんどとなっております。 しかし、本来、生きている間に戒を受け仏弟子の自覚をもって人生を過ごす、 それが仏教徒のあるべき姿であると思います。
龍光院では皆様が仏教徒として心豊かに過ごしていただけるように、 生前に授戒をし戒名を授けることをすすめて参ります。
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枕経・打ち合わせ |
◎ご臨終を迎えられましたら、出来るだけ早く龍光院にご連絡ください。
◎龍光院では、枕経を行っております。 読経ののち、葬儀の日程や内容の打ち合わせをさせていただきます。 その際、葬儀社さんや葬儀の運営に関わる方にご同席いただけると 話が潤滑に進みます。
◎同席されている皆様に、故人についてのお話をお伺いいたします。
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入棺諷経 |
◎納棺に際して、枕元にて読経を行うようにしています。 納棺の日程に都合が合わないなどの場合、葬儀の式中に行います。 |
通 夜 |
◎通夜は、本来は家族親族や縁のあった人たちにて、 最後の晩を故人に寄り添って一夜を過ごすという大切なものです。
◎通夜際して、仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)というお経をお読みいたします。 お釈迦さまが亡くなられる際の最後の説法をなされた様子が説かれたお経で、 大切な教えが説かれております。 このお釈迦様のみ教えがしっかりと故人に届くようにと願いを込めて 一夜を大切にお過ごしいただきたいと思います。
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葬 儀 |
◎葬儀式次第◎ ●剃髪(仏弟子として仏道を進むために僧侶の出家と同様に剃髪式を行います) ●授戒(仏弟子として、仏道で守るべきみ教えを授与します) ○懺悔文唱和(み仏の前で自らを省みる儀式です) ※皆様にも導師に続いてご唱和いただきます 我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう) 皆由無始貪瞋痴(かいゆうむしとんじんち) 従身口意之所生(じゅうしんくいししょしょう) 一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ) ○十六条戒(三帰戒・三聚浄戒・十重禁戒)授与 ・三帰戒 ※皆様にも導師に続いてご唱和いただきます 南無帰依仏(なむきえぶつ) 南無帰依法(なむきえほう) 南無帰依僧(なむきえそう) 帰依仏無上尊(きえぶつむじょうそん) 帰依法離塵尊(きえほうりじんそん) 帰依僧和合尊(きえそうわごうそん) 帰依仏竟(きえぶっきょう) 帰依法竟(きえほうきょう) 帰依僧竟(きえそうきょう) ●血脈授与 (お釈迦様からのみおしえが 故人に伝わっていることを証明する血脈を授けます) ●棺前念誦 (諸仏の称号を唱え故人の悟りを願い念じます) ●挙棺念誦 (出棺に際して故人の助けとなるように念じます) ●引導法語 (故人を悟りの世界に導くために法語を唱えます) ※引き続き、引導法語のあとからが告別式となります 〇告別式(弔辞・弔電披露) ●山頭念誦(荼毘に際して、諸仏の称号を唱え故人の赴く地を荘厳します) ●読経(読経中に皆様にご焼香していただきます) ※和讃奉詠(梅花流詠讃歌という仏讃歌をお唱えします)
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出棺・荼毘 初七日・納骨 |
●出棺(しゅっかん)・荼毘(だび) 告別式ののち、お花入れなどのお別れとなり、そして出棺となります。 火葬場では荼毘前のご焼香、荼毘後の収骨となります。 ●初七日(しょなのか)法要 正式には亡くなられた日を一日目と数え、7日目に行いますが、 現状では、火葬の後、または、葬儀に引き続いて行われています。 ●納骨 旧佐原市域においては葬儀当日に納骨されることが多くなっております。 火葬の後、故人にご自宅などに戻っていただき、 四十九日に合わせて納骨されても良いでしょう。
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お布施について |
お布施とは 葬儀法事を契機・縁として、仏教・お寺への「喜捨」「志」として、 または、「布施行」という修行の一つとして納めていただくものです。 読経などに対する代金としてお支払いいただくものではありません。
お布施の額については、お気軽にご相談いただき、 冷静に納得のいく範囲でご判断ください。
お預かりしたお布施は、お寺(宗教法人)の収入として、 お寺の維持運営に当てさせていただいております。 ※あくまでも住職個人に対する謝礼や代金などではありません。 住職にはお寺(宗教法人)から定められた給与が支給されております。
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曹洞宗 虎峰山 龍光院